インカインチオイル
インカインチオイルは南米ペルーのアマゾン熱帯雨林を原産とするインカグリーンナッツ (サチャインチ)の種子を100%使用し、コールドプレス製法で圧搾したオイル。 オメガ3脂肪酸が50%程度含まれ、γ-トコフェロールも豊富。ナッツ系のクセのない美味しいオイルです。
α-リノレン酸(オメガ3)が豊富な数少ないオイル
こだわり商品研究所は、α-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)を充分に食べる事ができるオイルとして、「えごま油」を紹介しています。
もうひとつα-リノレン酸を豊富に含んでいるオイルを紹介しています。
それが、インカインチオイルです。
α-リノレン酸を豊富に含むオイルは、少ないのです。
南米ペルーアマゾン熱帯雨林が産地。インカグリーンナッツ を圧搾したオイル。
鮮やかな緑色をした、星の形の莢(さや)が目を引く「インカグリーンナッツ」「サチャインチ」と呼ばれる植物があります。
南米ペルーアマゾン熱帯雨林が原産地です。
鮮やかな緑色をした星の形の莢(さや)。
この星型の「莢(さや)」の中に生るナッツを、 コールドプレスで圧搾したのが「インカインチオイル」です。
ちなみに、「インチ」はペルーの言葉で、種子、種、いのちを表す言葉です。
α-リノレン酸が、約50%含まれています。
α-リノレン酸(オメガ3系脂肪酸)が、約50%含まれています。
50%以上、α-リノレン酸が含まれるオイルは、えごま油、亜麻仁油、インカインチオイル、あとわずかしかありません。
γ-トコフェロール(ビタミンE)が豊富
インカインチオイルの特徴は、ビタミンEの中でも、γ-トコフェロールが豊富にふくまれることです。
γ-トコフェロールは、トコフェロール4種類の中でも抗酸化能が高い成分です。
インカインチオイルは、多少の加熱は大丈夫と言われることが多いですが、理由はこのγ-トコフェロールです。
インカインチオイルの味・食べ方
あっさりしていて食べやすく、野菜との相性が最高です。
油としては、主張し過ぎることなく、 食材の持つ美味しさを引き立ててくれます。
特に野菜料理との相性は最高で、納豆に入れても美味です。
みょうがや生姜、大葉などの薬味と合わせて、和食にも抵抗なくお使い頂けます。
幅広いお料理にお使い頂けます。(一部加熱料理にも)
こだわり商品研究所がインカインチオイルを紹介する理由。
1、α-リノレン酸が50%
αリノレン酸が50%含まれていることが、インカインチオイルの絶対的なポイントです。
α-リノレン酸を多く含む油は、えごま油、アマニ油、そして、このインカインチオイルが代表的です。
えごま油は、α-リノレン酸が約60%ですから、それよりは低いですが、トータルで考えるとインカインチオイルならではの特徴があります。
2、味が良いのが特徴
とてもクセの少ないオイルです。
多少ナッツ系の味がします。
クセが無いですから、いろいろな料理との相性も良いです。
油は、料理にかけると旨味がでます。
だから、料理が美味しくなります。
美味しいことが、インカインチオイルのポイントです。
3、ビタミンEの中でもγ-トコフェロールが豊富
インカインチオイルには、γ-トコフェロールが豊富に含まれます。
ビタミンEは、トコフェロールとトコトリエノールの2種類あります。
それぞれに、α、β、γ、δの4種類ありますから、計8種類のビタミンEがあります。
その中の、γ-トコフェロールが豊富に含まれます。次にδ-トコフェロールです。
4種類のトコフェロールの酸化防止効果は、δ、γ、β、αの順に強いとされますので。酸化防止効果が高い2つのトコフェロールが豊富ということになります。
ビタミンEは、抗酸化能があります。
だから、インカインチオイルは、抗酸化力に優れているのです。
他のαリノレン酸系の油と比べて、酸化されにくいということになります。
軽い加熱調理レベルであれば、使うことができます。
インカインチオイルは、熱しても大丈夫と言われるのは、このγ-トコフェロールの影響です。
ただ、α-リノレン酸が熱に弱いことには変わりありませんから、熱し過ぎてはいけません。
あくまで軽い加熱調理レベルです。
さらに、γ-トコフェロールの特徴的な作用があります。
それは、ナトリウム利尿を促進するということです。
日本人は塩分摂取が多い国民です。
減塩のバックアップになるかもしれません。
4、価格的にも使いやすい
α-リノレン酸の油は、えごま油も亜麻仁油も、非常に高いです。特に国産は高いです。
それと比べて、インカインチオイルは、普段使いしやすい価格設定です。
毎日食べるものです。
価格が手頃な方が生活に取り入れやすいです。
5、ナッツ系である
「インカグリーンナッツ」という名前がついている通り、ナッツ系です。
ナッツの健康効果について、取り上げられる機会が増えてきました。
ナッツは、注目の食品です。
インカインチオイルを理解していただくためのデータ
PAO-SO還元値がアマニ油の2.5倍
油脂の抗酸化性を銅イオンの還元反応を利用し評価するPAO-SO試験を行ったところ、インカインチオイルは、EXVオリーブオイル、えごま油、アマニ油と比較して、2.3~2.5倍の抗酸化力を有することがわかりました。
γ-トコフェロールが220mg/100g
インカインチオイルにはビタミンEの中でもとりわけ油を酸化から守る効果の高いトコフェロールのγ体とδが多く含まれています。
ORACがEXVオリーブオイルの22倍
米国農務省ORACデータベースでは、EXVオリーブオイルが372μmolTEでした。これに対し、インカインチオイルは8,300で約22倍の活性酸素消去能力を有するデータが示されました。
酸化ストレスを減らす
『脂質栄養学第19巻第1号』掲載論文『グリーンナッツオイル摂取による酸化ストレスバイオマーカーの低下作用』では7名の女性(A~G)が3週間の実験に参加。 第一週は常食、第二週は常食+1日10gのインカインチ油、第三週は常食+1日10gのキャノーラ油を摂取。活性酸素によるDNAの酸化損傷を一週間毎の尿検査で計測しました。