
有機ココナッツMCTオイルをご紹介します。
MCTオイルはいろいろな商品が発売されています。
こだわり商品研究所は、MCTオイルとして、ココウェルの「有機ココナッツMCTオイル」をご紹介します。
製法と有機認証に大きな特徴があります。
とても自然な食品と考えられるMCTオイルです。
有機ココナッツMCTオイルの脂肪酸組成
有機ココナッツMCTオイルの脂肪酸組成ですが、以下のようになります。
一番右が通常のココナッツオイルの脂肪酸組成例です。
炭素数 |
脂肪酸名 |
有機 MCTオイル |
ココナッツオイル |
C8 |
カプリル酸 |
44% |
5.8~8.3% 程度 |
C10 |
カプリン酸 |
38% |
6.1~6.5% 程度 |
C12 |
ラウリン酸 |
13% |
46.8~51.2% 程度 |
中鎖脂肪酸の合計が 95%。
C8カプリル酸とC10カプリン酸の合計が 82%です。
カプリル酸、カプリン酸の比率を圧倒的に高くしたことがわかります。
"非加熱"で自然な製法
ココウェルの有機ココナッツMCTオイルの特筆すべきところは、その製法にあります。
有機バージンココナッツオイルの温度を徐々に下げ、固まる脂肪酸を取り除く"非加熱"自然製法でつくられたMCTオイルです。
抽出ではありません。
結果として、自然な食品のままのMCTオイルと理解することができます。
ココナッツオイル本来の香りがほのかに残るのは、加熱しない自然製法によるものです。
一般的なMCTオイルは、C8カプリル酸とC10カプリン酸の合計が100%のものが多いです。
ココナッツオイルから中鎖脂肪酸だけを取り出した「MCT100%オイル」とは、商品そのものが全く異なります。
有機認証取得のMCTオイル
ココナッツの栽培からオイルの充填まで一貫して有機認証を取得した農園・工場で生産しています。
ココナッツ専門店のこだわりがつまったMCTオイルです。
有機認証取得商品です。
自然な製法とは
では、その製法を説明します。
有機エキストラバージンココナッツオイルの温度をゆっくり下げていきます。
そうすると、固まりやすい脂肪酸が徐々に底に沈んでいきます。
脂肪酸によって凝固点が違います。
だからこの製法ができます。
その固まった脂肪酸を丁寧に取り除きます。
さらに温度を下げてまた固まった脂肪酸を取り除きます。
この工程を何度も繰り返して出来上がります。
ラウリン酸が固まる温度のタイミングまで繰り返すということだと思います。
化学溶剤を使ったり、化学処理を行ったりしない、自然な製法のためMCT100%で作ることはできませんが、その分安心してお召し上がりいただけます。
もちろん非加熱のためココナッツオイル本来の香りがほのかに残っています。