北海道どさんこオリゴ
甜菜の「糖蜜」が原料のオリゴ糖。フラクトオリゴ糖、ラフィノースの2種類のオリゴ糖。オリゴ糖が45%以上。腸内細菌を増やし腸内環境を整える。香ばしい味とすっきりとした甘さが特長。
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北海道生まれの自然な風味の甘味料
「北海道どさんこオリゴ」は、北海道産の甜菜(てんさい)糖蜜を原料に使用したフラクトオリゴ糖などのオリゴ糖をを含むシロップです。
フラクトオリゴ糖などのオリゴ糖を約4割以上含有、毎日の食卓で手軽にオリゴ糖を摂ることができます。
北海道十勝の工場で製造しています。
香ばしい味とすっきりとした甘さが特長です。
ヨーグルト・パンケーキ・コーヒーに好適、煮物など料理にもやさしい甘味とコクを加えます。
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甜菜って?
「甜菜」って?
甜の字は、「舌に甘い」と書きます。
「甜菜」は北海道特産の、砂糖の原料になる植物です。
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オリゴ糖とは?
もともと母乳中のビフィズス増殖因子と呼んでいたものがオリゴ糖です。
人の母乳には、約130種類のオリゴ糖が含まれるとされます。
人はオリゴ糖を分解する消化酵素がありません。
母乳中に乳児が消化できないオリゴ糖が存在する理由は、乳児の腸内細菌の栄養源となって、それらを増やす効果があるから。そして腸内細菌が産生する短鎖脂肪酸により、適切な腸内環境を整えるためとされます。
オリゴ糖には、砂糖を原料に酵素を作用させて作られるフラクトオリゴ糖。
大豆から天然成分を抽出・分離させた大豆オリゴ糖。
乳糖にβ-ガラクトシダーゼを作用させたガラクトオリゴ糖。
などがあります。
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フラクトオリゴ糖
ショ糖に、フラクトースが結合したオリゴ糖。
天然界ではゴボウ・タマネギ・ニンニク・バナナなどにふくまれる安全な物質です。
フラクトオリゴ糖を摂取すると、難消化性のため小腸などで消化されることなく大腸に到達します。
小腸で分解されないため、摂取しても血糖値および血中インスリンの上昇がおきません。
腸内細菌の栄養になり、短鎖脂肪酸を産生し(腸内発酵)、腸内環境を整えます。
一定量を摂取すると便通を改善することが報告されています。
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糖蜜からつくられたオリゴ糖
「北海道どさんこオリゴ」には、甜菜の「糖蜜」からつくられたオリゴ糖が含まれます。
一般的に、オリゴ糖は砂糖からつくられることが多いです。
「糖蜜」からつくられるオリゴ糖はめずらしいとされます。
「北海道どさんこオリゴ」を選んだ理由のひとつはこの糖蜜からつくられるという部分です。
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2つのオリゴ糖が含まれます
北海道どさんこオリゴには、2つのオリゴ糖が含まれます。
ひとつは、糖蜜からつくられたフラクトオリゴ糖。
そして、もうひとつは、甜菜に含まれるラフィノースというオリゴ糖。
ラフィノースは、甜菜が、寒さから身を守るためにつくられる物質です。
北海道特産の甜菜から抽出された天然のオリゴ糖「ラフィノース」。
ラフィノースも胃や小腸で消化吸収されにくく、善玉菌であるビフィズス菌が凄む大腸に届きます。
ビフィズス菌はラフィノースを栄養源に増殖し、腸内環境を整えます。
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フラクトオリゴ糖が、41.7g(100g中)も
「北海道どさんこオリゴ」は、フラクトオリゴ糖が100g中41.7gも入っています。
一般的なオリゴ糖に比べても、多い数値です。
しかも、ラフィノースが100g中に3.7g。
合わせると45.4gも入っています。
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ジャパンフードセレクション・グランプリ受賞
一般社団法人日本フードアナリスト協会が主催する23,000人のフードアナリストが選ぶ日本初の食品・食材評価制度「第66回ジャパン・フード・セレクション」。
「北海道どさんこオリゴ」が、オリゴ糖では初となる最高評価「グランプリ」を受賞しました。(2023年8月)
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どさんこオリゴを選んだ理由
こだわり商品研究所は、ずっとオリゴ糖を探していました。
発酵性食物繊維と同じく、腸内細菌の栄養になり、腸内環境を整える「オリゴ糖」
ラインアップに加えなければ、と思っていました。
ただ、オリゴ糖のシロップは、かなり一般的な商品です。
特別な商品を探していました。
ある時出会ったのが日本甜菜糖(株)。
甜菜でさとうをつくっている老舗中の老舗の会社です。
この会社に「北海道どさんこオリゴ」という製品がありました。
聞いてみると甜菜の「糖蜜」でつくられている。
糖蜜でつくられている「オリゴ糖」はめずらしいとのこと。
しかも、オリゴ糖の含有量が100gで41.7g。
とても多い部類に入る。
さらには、ラフィノースまで含まれている。
検討した結果、この商品を選ぶことにしました。
味は、さわやかな甘さ。
食生活の中に美味しく取り入れることができます。
この「北海道どさんこオリゴ」を大麦、菊芋と同じように食習慣に取り入れてください。