
◆ 画期的な大麦「米粒麦」
「米粒麦」とは半分に割って米粒の形にした「大麦」
永倉精麦のもち麦「米粒麦」をご紹介します。
「米粒麦」とは、お米と同じような形に加工した大麦のことです。
流通する麦の大半は、麦を蒸気で加熱した後にローラーでつぶした平たい形をした押麦です。
「米粒麦」は麦を平たくせず半分に割って米粒の形にしました。
お米とよくなじむ、麦があまり得意でない方でも食べやすい大麦です。

大麦が入っているのかわからない
「米粒麦は、白米と一緒に炊きます。
麦が入っているかわからないくらいお米と麦が同化している「炊きあがり」になります。
食べてみても、麦が入っていることがわからない人もいるかもしれません。
違和感なく麦ごはんを食べることができます。
下の写真は、ある朝、炊飯器で炊いた、「米粒麦」が約30%程度入っているごはんです。

麦を配合したご飯が苦手な方もいると思います。
ご家族の方に苦手な方がいて、大麦を入れることができないという話をよく聞きます。
そんな人には最適な商品だと思います。
◆ 大麦と食物繊維
大麦には「水溶性食物繊維」が多く含まれる
こだわり商品研究所では、大麦を積極的にオススメしています。
それは、食物繊維が多く含まれているからです。
食物繊維にも種類があります。
大きく分けて不溶性食物繊維と「水溶性食物繊維」の2つです。
食物繊維というとサラダを食べなくては、という声が聞こえてきそうです。
野菜に多くまれる食物繊維は、セルロースなどの不溶性食物繊維です。
もちろん大切な食物繊維ですが、こだわり商品研究所がチカラをいれているのが「水溶性食物繊維」です。
両者は同じ食物繊維でも働きが違います。
水溶性食物繊維は「腸内細菌の栄養」
「水溶性食物繊維」は、【腸内細菌】の栄養になるのです。
この部分に注目しています。
人は【腸内細菌】と共同して、身体の恒常性を保っています。
腸内環境で身体の多くのことの説明がつく、ともいわれています。
そんな大切な【腸内細菌】に元気で働いてもらうためには栄養が必要なのです。
その栄養が、「水溶性食物繊維」です。
腸活の基本は、「水溶性食物繊維」なのです。
大麦は、発酵性食物繊維
【腸内細菌】の栄養になる食物繊維を、最近、「発酵性食物繊維」と表現することが多くなりました。
「発酵性食物繊維」を多く含む代表的な食品が、大麦です。
大麦は、主食として食べることができるため、量を食べることができます。
食物繊維は、量が大切です。
とくに「水溶性食物繊維」は、各食品に入っている量が少ないため、意識的に食べる必要があります。
日本人は食物繊維の摂取量が圧倒的に足りていません。
量を食べることができる大麦は、発酵性食物繊維を食べる最適な食品です。
逆の表現をすると、大麦を取り入れずに、食物繊維を毎日適量、摂取し続けることは難しいかもしれません。

大麦は、穀物繊維
大麦は穀物です。
穀物の食物繊維は「穀物繊維」と理解することもできます。
穀物の代表的な食物繊維であるβ-グルカンなどは、ほかの食物繊維とは違った働きがあるという論文も存在します。
「水溶性食物繊維」といっても、食品によって含まれている「水溶性食物繊維」は違います。
大麦は主食として長年食べ続けられてきた食品です。
そのため、「穀物繊維を栄養にする腸内細菌」が多く存在するのではないかと推測します。
日本人は、食物繊維不足
日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、食物繊維の1日の摂取目標量は、
● 成人男性で、約20g以上
● 成人女性で、約18g以上
しかし、理想値というものが存在します。
それが、 24g/日以上 だそうです。
目標量は、理想値は現実的に難しいという事で設定された数値です。
24g/日以上 食べるのが理想。
実際の摂取量はどれだけかと言いますと。
現在の日本人(50~64歳)の摂取量の中央値は、
男性(50~64歳)・・・14.00g
女性(50~64歳)・・・13.87g
理想値から約10g以上 下回っています。
その下の年齢層(30~49歳)となりますと・・・
男性(30~49歳)・・・12.16g
女性(30~49歳)・・・11.57g
食物繊維不足がよくわかります。
◆ 永倉精麦の独自の技術から生まれた「米粒麦」
米粒麦は、画期的な大麦
大麦には、「発酵性食物繊維」が豊富に含まれており、量を食べることができて、「穀物繊維」でもあります。
毎日食べ続けてもらいたい食品なのですが、ひとつ問題があります。
それは、白米と比べると食べにくいと思う人がいることです。
そこでこの「米粒麦」です。
大麦が入っているとは気が付かない人もいるくらい、食べやすい大麦です。
画期的な大麦であると思います。

米粒麦の「パイオニア」永倉精麦
つくっているのは「永倉精麦」。
富士山の南東に位置する、創業明治41年の精麦会社。
豊富に湧出る富士山の伏流水を利用し、大麦を主原料とする精麦製品や雑穀製品を製造販売しています。
「永倉精麦」は、この「米粒麦」を50年以上前から作り続けているいわばパイオニアの会社です。
加工方法に独自の技術があります。
永倉精麦「独自の技術」
「米粒麦」は、大麦の黒条線(こくじょうせん)で半分に切ります。
麦を米粒麦としてカットすると砕けるものもありますし、尖った部分ができてしまいます。
角が立ってしまうと、口に入れた時に違和感を感じます。
それを磨いて米のカタチに近づけます。
すると、粉っぽいものが出てしまいます。
永倉精麦には、これらの問題を解消する「独自の技術」があります。
麦は米と比べて水分を吸収しやすいため、炊いた後に同じような大きさになるように加工するのも「独自の技術」。
そのため混ざりやすく、実際に食べた時の食感も違和感を感じません。
食べやすさを追求しています。
まさに職人技です。

原料は「国産もち麦」100%
原料は、国内産もち大麦100%。
褐変しにくい、そして食物繊維量が多いということで、キラリモチが使われることも多いようです。
生産地は、茨木、埼玉など関東エリア。
機能性表示食品としても
大麦β-グルカン1055mgが摂取できるということで、
機能性表示食品として表示できる商品となっています。
機能性としては・・・
●食後の血糖値の上昇をおだやかにする。
●豊富な大麦β-グルカンが健康をサポート
食物繊維として1.9g
160gの大麦ごはんを食べると、食物繊維としては、約1.9g となります。
先ほど、日本人は1日の食物繊維量が約10g足りないと書きました。
不足分の1.9gを補うことができます。
しかも、発酵性食物繊維、穀物繊維で補えます。
◆ 毎日美味しく大麦ごはん
1日お茶碗1杯(160g)食べる
食べ方は、お米1合(150g)を普通に研いで水に浸します。
ここに米粒麦(50g)を入れます。
麦分としての水は100cc入れます。
すると、米350g+麦150g=約500gの麦ごはんができます。
炊きあがった麦ごはんを1日160g食べます。
お茶碗1杯分です。
すると、大麦β-グルカン1055mgが摂取できます。
毎日おいしく大麦ごはん
大麦は、毎日食べ続けたほうが良い食品です。
美味しく違和感なく食べられるとしたら、こんなに良いことはありません。
「米粒麦」は、それを多くの人に実現できる可能性がある「素晴らしいもち麦」ではないかと思います。

「米粒麦」を選ぶ理由
大麦はいろいろな品種があります。
大麦ですから、β-グルカンが豊富です。
β-グルカンは、水溶性食物繊維であり、穀物繊維であり、発酵性食物繊維です。
ただ、品種によって、産地によって、食物繊維量、他の栄養素に、違いが出てきます。
加工によっても変わってきます。
どの大麦を選ぶかですが、「米粒麦」は、白米と同じ感覚で食べることができます。
大麦ごはんを毎日の食生活に取り入れるためには、最適の商品かと思います。
18g/1日というメーカーが推奨する量がありますから、それを考慮に入れつつ、白米と「米粒麦」のお好みの配合バランスを見つけてください。
その上で、他の大麦 や 雑穀 を入れて炊くということも推奨したいと思います。
他の大麦、黒米、雑穀などをさらに配合すると、主食のごはんが、どんどん栄養面でグレードアップします。