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ルアモ UVアクアヴェール & UVパウダーヴェールを改めて考える

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紫外線対策は、現代のスキンケアにおいて最も重要な基盤のひとつです。

特に近年では、単に「日焼けを防ぐ」ことだけでなく、「肌にやさしい処方でありながら、長時間・広範囲にわたって紫外線から肌を守る」ことが求められています。


今回「ルアモ UVアクアヴェール」と「UVパウダーヴェール」の紫外線カット能力について、こだわり商品研究所の視点で改めて解説してみたいと思います。


この2製品は、それぞれが異なる紫外線防御メカニズムと物理的特性を備えつつ、組み合わせることで高い相乗効果を発揮する設計となっていると考えます。


本稿では、科学的・皮膚生理学的な観点から、この2つの製品の主成分と機能、そして併用によるメリットを包括的に解説します。

 紫外線の種類と肌への影響

太陽光に含まれる紫外線(UV)は主にA波(UV-A)とB波(UV-B)に分類されます。


UV-B(280〜315nm)は表皮に強く作用し、炎症反応(サンバーン)やDNA損傷を引き起こす主因であり、皮膚がんやシミの原因にもなります。


一方、UV-A(315〜400nm)はより長波長で皮膚深部(真皮)まで到達し、コラーゲンの分解や皮膚の弾力低下を促すことで光老化(しわ・たるみ)を引き起こします。


また、近年ではブルーライト(400〜500nm)も肌の酸化ストレスや色素沈着を引き起こすことが明らかになっており、より広範な光線防御が求められる時代となっています。

酸化セリウム―新世代の紫外線反射材

ルアモ UVアクアヴェールのキー成分である「酸化セリウム(CeO₂)」は、これまでの酸化チタン酸化亜鉛に代わる第3の紫外線散乱剤として注目されています。


従来、UVカット素材として主流だった酸化チタン(UV-Bに強いが白浮きしやすい)や酸化亜鉛(UV-Aもある程度カバーするが皮膜が厚くなる)と比較して、酸化セリウムは以下のような特性を持ちます。

▶ 酸化セリウムの利点


● UV-A・ブルーライトを効率的に遮断
白浮きがほとんどなく、透明感ある仕上がり
● 光触媒活性が低く、活性酸素を発生させにくい
● 酸化還元作用により活性酸素を除去する働きも報告されており、抗酸化機能も併せ持つ
肌への刺激が少なく、敏感肌や小児にも使用可能

ルアモ UVアクアヴェールの特性

ルアモ

UVアクアヴェール」は、酸化セリウムのみを紫外線防御成分としながら、SPF28PA+++を実現していることが特筆されます。


通常、UV-Bに対する防御性能は酸化チタンのほうが優れているとされますが、近年の粒子技術や分散安定性の進化により、酸化セリウム単独でもUV-B波長(280〜315nm)に対する散乱能力が強化されています。


ルアモ UVアクアヴェールは、SPF28という数値を実現。

これは、日常生活における紫外線曝露(通勤、買い物、屋内照明下など)に対しては、十分に効果的とされるレベルです。

ルアモ UVパウダーヴェールの特性

ルアモ UVパウダーヴェール


UVパウダーヴェール」は、酸化セリウムに加えて酸化チタンと酸化亜鉛を配合することで、紫外線全領域(UV-A、UV-B、ブルーライト)に対応したマルチスペクトル防御を可能にしています。


本製品のSPF50+PA++++という数値は、レジャー、長時間の屋外活動、強い日差しの下での使用を想定した設計であり、紫外線の強い夏場にも適した処方です。


さらにパウダータイプであるため、肌への密着力が高く、メイクの仕上げ化粧直しとしても機能しながら、UV効果を補強できる点が大きな利点です。


また、酸化チタンや酸化亜鉛は粉体で分散されているため、白浮きはほとんど見られず、自然なマット仕上がりと高い耐久性を実現しています。

併用による相乗効果

「UVアクアヴェール」と「UVパウダーヴェール」を重ねて使うことにより、以下のような多層的な紫外線防御が可能となります。

   アクアヴェール パウダーヴェール 併用時
UV-B遮断 中程度(SPF28) 非常に高い(SPF50+) 高強度ブロック
UV-A遮断 高い(PA+++) 非常に高い(PA++++) 長時間の屋外でも安心
ブルーライト遮断 優秀 良好 デジタル光対策も強化
肌仕上がり ツヤ感・保湿 さらさら・補正 自然なツヤ+持続力

 
併用の推奨は以下のような状況です:

▶屋外での長時間活動・旅行・スポーツなど、強い紫外線曝露が予測される日
▶化粧崩れを防ぎながら、UV防御を維持したいとき
▶朝のスキンケア後、アクアヴェール→パウダーで仕上げることにより、紫外線と皮脂・汗の両方に強いバリアを形成可能

安全性と肌への配慮

両製品とも、紫外線吸収剤・パラベン・シリコーン・合成香料・鉱物油などを使用せず、ナチュラルかつ低刺激にこだわった設計となっています。


とりわけ酸化セリウムは、活性酸素の発生を抑制し、肌に対する酸化ストレスを減少させる可能性があるため、肌の健康維持という点でも有用とされています。

総括:光から守り、肌をいたわる2層構造のUVケア

ルアモの「UVアクアヴェール」と「UVパウダーヴェール」は、それぞれが単体でも十分な機能を持ちながら、組み合わせることで「紫外線防御」・「仕上がりの美しさ」・「肌へのやさしさ」の3点を高次元で両立しています。


酸化セリウムを中心とした設計は、今後の紫外線防御における新しいスタンダードになる可能性を秘めています。

日常から特別な日まで、肌を光から守り抜くパートナーとして、理想的なUVケアアイテムと言えるでしょう。


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