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発酵性食物繊維


発酵性食物繊維

◆ 発酵性食物繊維

● 食物繊維とは

食物繊維とは、「食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない成分」のことです。
水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維に大別できます。

● 発酵とは

食物繊維の働きの中でも、近年特に注目されているのが、腸内細菌のエサになって短鎖脂肪酸を産生する働きです。これを「発酵(体内発酵)」と表現します。

● 発酵性食物繊維とは

水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサになりやすく発酵しやすい
不溶性食物繊維は、腸内細菌のエサになりにくく発酵しにくい

今までは、このような考え方でしたが、アラビノキシランのようにヘミセルロース(不溶性食物繊維)でも発酵する食物繊維があることがわかってきたそうです。

だから水溶性、不溶性という考え方とは別の分類として、「発酵性食物繊維」という考え方をする必要があると考えられるようになってきました。

食物繊維の「発酵(体内発酵)」の部分に焦点を当てた表現です。

● 発酵性食物繊維には

発酵性食物繊維には、以下のようなものがあります。
それぞれ発酵度の高さ、発酵する場所、発酵する速度、などが違います。

βグルカン・・・大麦など穀類
アラビノキシラン・・・穀類
ペクチン・・・熟した果物
アルギン酸、ポルフィラン・・・昆布やワカメなど海藻類
イヌリン・・・キクイモ、チコリ
ポリデキストロース難消化性デキストリングルコマンナングアーガムなど

● 不足している食物繊維

食物繊維摂取の理想値は、24g/日以上。

現在の日本人の摂取量の中央値は、

男性(50~64歳)・・・14.00g
男性(30~49歳)・・・12.16g

女性(50~64歳)・・・13.87g
女性(30~49歳)・・・11.57g

いかに食物繊維の摂取量が足りていないかがわかります。

● 腸内細菌は、発酵性食物繊維を栄養にして短鎖脂肪酸を産生。

腸内細菌の数は、1000種類、100兆個です。
この膨大な数の腸内細菌は、発酵性食物繊維などの栄養を食べて、代謝物を出します。


この代謝物を短鎖脂肪酸(SCFA)と言います。
酪酸酢酸プロピオン酸、などが代表的な短鎖脂肪酸です。

● 短鎖脂肪酸は、スーパー物質

この短鎖脂肪酸が、身体にとってあらゆる「働き」をします。
具体的に、免疫改善、抗炎症、糖代謝改善、抗肥満など、あらゆる面での影響があるようです。
「スーパー物質」と呼ばれています。

人間の体は、腸内細菌と共同して身体の恒常性を保っているのです。

● 腸活の基本

近年、一般的な言葉となっている「腸活」。
「腸活」の基本が、腸内細菌を元気にして、腸内環境のバランスを整えることです。

腸内細菌は、食事によって出現する菌が違ってきます。
腸内細菌叢は、食べ物によって変わるのです。
発酵性食物繊維を食べることは、「腸活の基本であり本丸」です。

◆ 穀物繊維

● 穀物繊維とは

「穀物繊維」とは、そのまま穀物に含まれる食物繊維のことです。例えば、β-グルカン(水溶性)やアラビノキシラン(不溶性)などの食物繊維がそれにあたります。

● 水溶性食物繊維はすべて同じ?

β-グルカンは、水溶性食物繊維です。水溶性食物繊維には、β-グルカン、ペクチン、アルギン酸、イヌリン、ポリデキストロース、難消化性デキストリン、グルコマンナン、グアーガムなどがあります。これらは、水溶性食物繊維として、同じ機能性を持つと理解していました。

● 穀物繊維は特別な機能性を持つ可能性が

「穀物繊維」という考え方は、穀物に含まれる食物繊維は、水溶性(不溶性)食物繊維の中でも「特別な機能性」を持つ可能性があるということを示唆する表現と理解しました。

日本人が昔から常食してきた主食なので、日本人の腸内には穀物繊維を栄養にする腸内細菌が多いのではないでしょうか。

● β-グルカン

β-グルカンは、大麦など穀物に多く含まれる胃や小腸では殆ど分解されない難消化性・水溶性・発酵性の食物繊維。
大麦はイネ科の穀物。中央アジア原産で、世界でもっとも古くから栽培されていた作物の一つ。
大麦由来β-グルカンはその可食部である大麦種子の胚乳細胞の細胞壁に分布している多糖体。
穀物の中で大麦はもっとも多くβ-グルカンを含んでいることが知られています。

● 大麦由来β-グルカンの機能性 

「大麦由来β-グルカンの機能については、血中コレステロールの正常化、血糖値上昇抑制、免疫調節、大腸内発酵促進等多岐に渡り報告されており、これらの機能に基づく健康強調表示が海外で認められている。」
平成24年度「食品の機能性評価事業」公益財団法人 日本健康・栄養食品協会

● β-グルカンの発酵性と発酵速度

腸内細菌の栄養となる。発酵性は高く、発酵速度は中くらい。大腸の中盤で発酵するとされる。

● アラビノキシラン

アラビノキシランは、不溶性食物繊維。不溶性食物繊維は、従来大腸の中で発酵しないと考えられていたが、近年発酵することがわかった。そのため、発酵性食物繊維と言う表現がされるようになってきた。腸内細菌の栄養となる。大腸の後半で発酵するとされる。


◆ イヌリン

● イヌリンとは

菊芋やゴボウなどの根や茎にある植物性貯蔵多糖で、主に末端グルコース(ブドウ糖)を持つ30数個のフルクトース(果糖)が結合した直鎖状の構造をしている。末端のブドウ糖は吸収されるものの、それ以外の糖分はヒトの消化酵素では殆ど分解されない。

● 難消化性・水溶性の食物繊維 

イヌリンは、天然のインスリンとも呼ばれる。胃や小腸では殆ど分解されない難消化性・水溶性の食物繊維。胃腸の中に長時間とどまり、血糖値を上げる原因のブドウ糖に変化しない。

● イヌリンの働き

イヌラーゼがイヌリンを分解し、腸内でフルクトオリゴ糖になり、このオリゴ糖が大腸到着後に善玉菌であるビフィズス菌などの栄養素として利用(腸内バクテリア活動増進による二酸化炭素やメタン変換等)される働きがある。

● イヌリンの詳しい説明

▷ 菊芋とは(こだわり商品研究所コンテンツエリア)

◆「腸活」の基本は発酵性食物繊維

腸活の基本であり本丸は、腸内細菌の栄養となる食品を食べることです。それが発酵性食物繊維。

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「大麦麺」を紹介する理由と言う動画を撮ってみました。


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野崎
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野崎一典

日本抗加齢医学会会員
オーソモレキュラーニュートリションエキスパート(1期)
日本オリーブオイルソムリエ協会 ジュニアオリーブオイルソムリエ®コース修了
国際食学協会 食学オイルマイスター
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